「グイグイ揉まない。ポキポキしない」
なのに痛みがとれる治療とは?

あなたは整体院に何を望みますか?

「体を揉んでもらって痛みをとり楽になりたい」

そうですよね。
でも、ちょっと待ってください。

揉むと痛みがとれるなんて……それって本当ですか?

「え? 整体師なら、できるんじゃないですか?」

いいえ。それが違うのです。

整体師でも揉むだけでは痛みをとることはできません。

今まで、あなたは整体院のベッドに寝かされ、揉まれたり、関節をボキボキされたことでしょう。しかし、これらの手技にさほどの価値はないのです。

整体といえば手のテクニック! の印象が強いことでしょう。

しかし実は、「手技よりも大事なことがある」のです。

整体の世界では「見立て9割・手技1割」という言葉があります。

見立てとは、患者さんの「観察」と治療の「設計」を行うものです。

観察とは「患者さんが気づいていない本当の痛みの原因」を見出すことです。

そして、治療において「どの部分に手を入れていくか」を考えることを設計といいます。

「見立て」が狂うと手技をいくらやっても効果はありません。
ですから、ベッドの上で手技を始める前に「観察」「設計」に時間をかけるべきなのです。

あなたが「手技自慢の整体」「ただ揉むだけ」「関節ポキポキの手技」しか知らないのでしたら……、

以下のお悩みを抱えてしまうことになるでしょう。

「何回も整体に通っても、ただ揉むだけで一向に痛みが改善しない」

「関節をボキボキ矯正するだけ! 痛いだけで良くならない」

「このツライ痛みの根本的な原因がわからない。長年、通っても解決しない」

いかがでしょうか? あなたもそうではありませんか?

骨盤だけを矯正しても効果はありません。関節を調整しても意味はありません。見立てが大事なのです。

ちなみに当院では、操体法と均整法をベースにした「12種体型の姿勢分析」による見立てで根本原因を的確に見つけ出します。

次に施術の特徴ですが、これには≪無痛の骨格矯正と筋肉バランス調整≫があります。

≪無痛の骨格矯正と筋肉バランス調整≫とは、クライアントと連動しながら、ベッドの上で「気持ちいい」方向に動いてもらって、正常な位置に短時間で戻す手法のことです。

「なんか立ったときのバランスまで変わった!」という感想をいただくことが多いですね。

肩の痛み、首のしびれ……など、いかなるお悩みにも、私は必ず人体の土台である足から整えるからです。

だから、「なんで首が辛いのに足を操作するの?」と、患者さんによくいわれます。

人は2本足で立っていて、足から動いていますよね。よって、下半身が狂っていると上半身にじんわり影響がおよびます。だから、施術は下(足)から上へと行います。

首が痛い人にいきなり上半身に施術するのは、人体の構造、流れに逆らっているといえるでしょう。

足からの操作は「操体法」の基本です。どんな患者さんのお悩みにも必ず≪土台=足≫から整えます。

今まで当院の考えをお伝えしてきましたが、

当院は「30分〇〇〇〇円という、時間制のマッサージ」ではございません。

数回にかけて、身体を根本的に改善する手技を行っているからです。

また、お試しで、1回受けただけで全てが緩和するものではございません。

当院は「真剣に自分の身体を改善したい!」と、お考えの方にふさわしい存在です。

このことは次からのべる操体法と均整法の解説を読んでいただければ、より感じていただけるかと思います。

もみほぐしなどでは痛みを根本的に除去出来なかった経験ありませんか?

体の痛みは「骨の位置がくるっている」ことで起きます。

この骨の位置をもとに戻すために、さまざまな手技があります。

関節調整、骨盤矯正、頭蓋骨の調整、もみほぐしにマッサージetc

いろいろありますよね。「どれを選べば良いの? どう違いがあるの?」と、迷われて当然かと思います。

ですが、これらの施術法はどれも考え方・視点において差異はないのです。

これらの施術法は骨の位置をもとに戻せばよい、という考え方において、どれも一緒です。かつ、効果がないのです。

なぜならば、骨だけ動かしても、ふたたび骨の位置はくるってしまうから。

骨の位置が変わるのは筋肉の拘縮によって起きます。縮んだ筋肉の方に骨がひっぱられて骨の位置が変わるのです。

さらに、筋肉が縮んだまま止まっていると……これがコリの原因です。

ですから、痛みやコリには、筋肉をゆるめて骨を正常の位置にもどす必要があります。そうです。骨だけ戻しても意味がないのです。

まとめますと、痛みを取り除くためには、痛みにかかわる関節とそれに付着している筋肉の拘縮を解除すること。

しかも、人体の深部の筋肉にまで影響を与えるアプローチが必要です。

そのためには、骨・関節・腱・筋肉の連動の原理をふまえて、どのように外部から力を加えると手のとどかない深層の筋肉にまで影響を及ぼせるか?……すなわち≪人体構造≫への洞察が施術者に求められます。

ただただ、「骨盤矯正」「もみほぐし」「関節調整」といった一点を目指す施術は視点が低い、といえます。低い視点ゆえに人体に影響を及ぼす範囲はせまくて浅い。ゆえに効果も長続きしないのです。

当院では人体構造への深い洞察に基づく≪筋肉の拮抗的反射≫≪力の連動の原理≫によって、筋肉をゆるめる運動療法を実践しています。

では今から、当院の施術を支える原理についてお話します。

≪拮抗反射の原理≫

拮抗筋は操体法におけるテクニカルタームです。拮抗筋とは「ある運動をするとき互いに正反対の働きをする筋」のことです。たとえば腕で物を持ち上げるとき上腕二頭筋は縮みますが、上腕三頭筋は伸びます。

上腕二頭筋と上腕三頭筋は互いに拮抗筋である、といえます。

ある筋肉が縮むとき、その拮抗筋は元の筋肉が縮むのにともなって伸びるのを抵抗しないように抑制的な神経反射が起きます。

≪連動の原理≫

物体Aが物体Bに力が及ぶとき、BはAに必ず力を及ぼし返します。これら2つの力は大きさが等しく、方向も同じで、向きが反対になります。

ベッドの上にペットボトルを置いた様をイメージしてください。

ペットボトルは重力によって下に落ちようとしますが、ベッドがその力を反対向きに押しています。もちろんベッド自体も重力で下に落ちようとしていますが、ベッドの4本足を通して床が上に押し上げているので、ベッドは静止しています。

ペットボトル⇔ベッド⇔床といった具合に、力は次々に伝達していきます。

同様に人体に力を及ぼすと、骨、関節、腱、筋肉を通じて力が伝わっていきます。この原理を利用することで直接手を入れることができない体の深部の筋肉にまで影響を与えることができるのです。

さらに≪連動の原理≫で深部の筋肉までアプローチできます。

クライアントに右手を下に押させる。それに対して軽く抵抗を加えることで押し合いした力は≪連動の原理≫でクライアントの手首→ひじ→肩へと伝わり、肩は下方へ押すためにクライアントの右側の背部の筋肉が縮む。そのときに左側にある背部の筋肉は≪拮抗反射の原理≫によってゆるむことになります。

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